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月刊 世界のチーズ Vol.5 Black Lemon(ブラック・レモン)


●Black Lemon ブラック・レモン
■衝撃的に真っ黒な生地は炭で着色されたもの。口に含むと味わいがレモンという二段階で驚きのセミハードタイプのチーズ。リコリスパウダーが配合されており、レモン&ライム特有の酸味と甘味を感じます。さらにカルシウムの吸収効率を高めると言われているビタミンD3を配合したハイブリッドチーズ。
■原料乳:牛乳(殺菌乳)
■熟成期間:最低6週間
■大きさ・形:直径約25cm、高さ約10cmの側面が丸みを帯びた円筒形、
 重さ:4~5kg
■原産地:オランダ ユトレヒト州、ヴィーネンダール

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Black Lemon(ブラック・レモン)を
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Where from?



INTERCHEESE HOLLAND(インターチーズ・オランダ)
は、オランダ産を中心とした主にヨーロッパ産ナチュラルチーズのサプライヤーです。特色の一つとして伝統的なヨーロッパ産ナチュラルチーズの普及以外に、自社ブランドによるチーズのカスタムメイドを行っていることが挙げられます。チーズの形から仕様、包装資材、加工形状までを注文に応じてカスタマイズすることが可能です。


Gouda style

ゴーダスタイル

ブラック・レモンはいわゆる「ゴーダスタイル」と呼ばれるチーズのひとつです。
ゴーダ(オランダでは「ハウダ」と発音するようです)は、世界で最も有名なチーズのひとつと言えるでしょう。日本でも海外から輸入されたチーズとしてはおそらく初めて日本人が口にしたものとも言われています。

今では「ゴーダ」という名称は特定のチーズを指すものではなく、
むしろ特定の製法に則った「チーズのスタイル」を指す用語として定着しています。
オランダで製造されているチーズの半数以上がゴーダスタイルのチーズだと言えます。


ゴーダはオランダが起源であり、12世紀には文献にその名が登場する世界でも最も古いチーズのひとつです。南オランダ ロッテルダム近郊の町「ゴーダ(ハウダ)」に因んで名づけられましたが、この町やその周辺で作られたからではなく、週に一度観光客向けのアトラクションとしてここでチーズの市場が開かれ取引されていたためです。

7 Manners

- customizing process for cheese -

前述の通りINTERCHEESE HOLLANDでは顧客のニーズに合わせてチーズのカスタマイズを行うことが可能です。ではここでそのプロセスを見てみましょう。


牛、羊、山羊の乳種以外に、オーガニック、ハラル、グラス・フェッドの選択が可能


このほかに低脂肪、低コレステロール等の対応が可能


記載の数値は固形分中の乳脂肪で「〇〇+」はオランダ特有の表示法
仏:MG、Mat.Gr. 伊:Grasso sur Secco 米:Fat in Dry Matter と同義


乳酸菌を主原料としチーズの風味を形成する「スターター」の種類や生地の色、
その他主に天然由来の風味を添加するフレイバー原材料の選択


業務向けブロックタイプやスタンダードなゴーダスタイルなどの形状を選択


カリウム塩(塩化カリウム)、低塩等の選択が可能


最終的にブランド、ロゴ、ラベルデザインのほか、包装形態、梱包の仕様などを選択


Licorice


ブラック・レモンには特徴的なフレイバーとしてリコリスが採用されています。
リコリス(licorice (米) または liquorice (英) )はマメ科の多年草植物のうち、スペインカンゾウ(Glycyrrhiza glabra)の通称であり、根からアニスやフェンネルに似た芳香性の強い甘味物質が抽出されます。北米やヨーロッパではリコリスとアニスオイルで味付けされた菓子が古くから親しまれており、子供から大人まで幅広い人気があります。
有効成分として砂糖(ショ糖)の150倍の甘みを持つといわれるグリチルリチン酸を含み、天然の甘味料として知られていますが、独特の「甘苦い」風味が強く甘味料よりも寧ろキャンディーや薬の味付けに用いられることが多いのが特徴です。


1.ドロップ(drop)オランダでは動物やコインなど様々な形状のリコリス菓子が作られるほど根強い人気があり、ドロップ (drop) の名で親しまれている。これが日本語のドロップの語源になったといわれている。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)


 


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